革修理｜岐阜県の革修理ソファー修理なら革研究所 岐阜南店

こんばんわ、革研究所　岐阜南店です(^^♪

前回の続き、VUITTONボストンバッグのリメイクの

続きをご紹介していきます。

前回記事はこちら☟

https://gifuminami-kawa-kenkyujyo.com/blog/1520/

分解まで終わったので、

次は構想をもとにパターンを作成して

その通りに裁断していきます(^^♪

お預かりしている大切なバッグに

刃物を入れるワケですから、

とにかく慎重に･･･

切る前に本当に間違いがないか、一番良い取り寸かを

何度も確認しながら、カットしていきます(^-^;

絶対に失敗できない、

一番気が張り詰める工程です。

 

まだほんの一部ですが、

切り出したパーツがこちら☟

デザイン性を高めるために

必要なところには新しくヌメ革を追加。

裏地にはシャンタン生地を使用してます(^^♪

一通りパーツの裁断ができたら

次は組み立てに入ります。

チクチクチクチク、元穴があるところは

極力同じ針穴に入るように。

こちらも失敗が許されない工程です。

Vuittonのモノグラム生地は

革と同じで針穴を開けたら最後、

穴は残ってしまうので、

ミス無く決めたところに針を落としていかないといけません。

一針一針慎重に、完成形をイメージして組み立てます。

組み立て途中はこんな感じ。

あれ？と思うかもしれませんが

バッグ類は袋縫いと言って、

縫い目が表に見えないように組み立てる手法が

よく用いられます。

バッグの両サイドには、こちらもヌメ革で

ギャザータイプのポケットを付けてあります。

ゴムの伸縮量や伸ばし切った時の開口など

ミリ単位で計算してポケットを作ってあります。

少しずつ形が見えてきましたね(^^♪

次はバッグ開口のファスナーマチと

背面のパーツ、ショルダーベルトを作成していきます☆

厚み・重さを軽減させるために

なるべく使う革を抑えてパターン出ししましたが

それでもモノグラム生地などが重なり合うと

なかなかの厚みとなり、縫うのも一苦労です(^-^;

ミシンも当店で使っているような

革用の工業用ミシンでないと縫えないと思います。

 

まだまだ先は長いですが、続きは次回ご紹介していきますね(^^)/

 

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